障害や死亡の場合
10年位前のことです。仕事をしていると、友人のA氏から電話がかかってきました。そのときのA氏の言葉は今でも忘れられません。A氏は悲痛な思いで次のように私に告げました「とても残念なお知らせです。H君が病気で亡くなりました。」
一瞬耳を疑いました。A氏やH氏とは、学生時代のアルバイト仲間で、A氏とH氏は同じ会社に就職しました。H氏にはまだ幼い二入の子供がおりH氏自身も働き盛りで、私はとてもH氏の死を信じられませんでした。
訃報の電話の後に、FAXでお通夜の地図が送られてきました。FAXを手にとって、ようやくH氏の死を実感しました。地図を手にお通夜の場所に行くと、ご家族が集まっており、棺の前で父の死を認識できない幼い二入が遊んでいました。いったいこれからこの家族はどうなってしまうのか、遺族年金だけでやっていけるのだろうか、家もまだ買ったばかりなのに、このままこの家に住んでいけるのか、いろいろな心配ごとが走馬灯のように頭をめぐっていきました。
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